メインで使う杉は、紀州・山長商店と、くりこまから。

大丸建設の主要材として使う杉は、紀州・山長商店の50年生以上のものを。山長の杉は長年よく手入れされた森で育ちます。育ちがよく目が詰んでいて、真っ直ぐで素直です。そのため、柱や梁などの構造材として用いることが多く、また、壁や床などの内装材にも利用しています。
 宮城県北部・くりこま産の杉は、燻煙乾燥という独自の技術で乾燥させています。囲炉裏で燻したような、独特の香りと、鰹節のようなきれいなピンク色をしています。木が持つ粘り気(強さ)を生かし、木の性質を壊さない乾燥法なので、建具などに用いることが多いです。
 いずれの産地とも、生産者と直接つながり、信頼関係を築いています。産地の思いや、どのように手入れをしているのかがわかるので、とても安心です。

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